もうすぐ4月も終わり

4月末までの予定だった外出禁止令が少し前に5月15日まで延期となりましたが、禁止令自体は発令されてから5週間が経ちました。もう5週間が経ったかと思うと少し驚きますが、ニューヨークという世界中から人が集まる大都市が5週間もシャットダウンになっているのは本当にすごいことです。かなりストレスが溜まってきますが、意外と慣れてきてしまうというのも正直なところです。

 

先週末にニューヨーク州知事が、ようやく今後の展望を話しておりましたが、まずは第一段階として工場や建設業などをオープンしていく予定だそうです。早ければおそらく5月半ば、6月1日にはこれは実行されるのではないかと思いますが、問題は第2段階です。その後他のビジネスをオープンしていくようですが、他のビジネスに関しては、ビジネスごとにどれくらいの安全性を保てるかという分析をした上でオープンしていくようです。これらに関しては、あくまでも私の勝手な予想ですが、早くても5月末もしくは6月1日ごろからとなるのではと思います。

 

その後どのように市民が生活を送っていくかはオープンしてからでないと分からないかと思いますが、当分は感染を恐れてレストランなどの人が集まるところには行かない人が多いのではと思います。ですが今後天候もよくなり、オープンして1ヶ月も経てば、人間は忘れていく生き物ですので、意外と普通の生活に早い段階で戻っていくことも考えられます。もちろんオープン後に再感染の問題が起きなければの話ですが。。。

 
お部屋やアパートをご紹介するビジネスは、人が多く集まるようなものではないのですが、物件を見る際にやはり人との接触が出て参ります。通常はマンツーマンの接触となりますが、これはお互いがマスクを着用し、距離を十分に保ってコミュニケーションを取ればリスクは最小限に抑えることが可能かと思っております。オフィスにお越しいただく際も、双方がマスクを着用し、コミュニケーションを取る際には距離を十分に保てば問題はないのではと思っております。

 

今後どのビジネスも必ず再開をしていく形となりますが、それぞれがお客様と自身の安全をしっかりと考慮した上での新しい方法を考えていく必要が出てくるでしょう。やはりワクチンが出来るまでは、これまでと違った生活が待っているのではないでしょうか。
 

今はやはり人の命が一番大切な時期ですが、一日も早く安全に生活が送れる日が来てほしいものですね。もうしばらくの辛抱です。がんばりましょう。
 
 
 

現在の状況に慣れてきたニューヨーク

外出禁止令が出てから既に1ヶ月以上経ちますが、このいつもと違う生活がノーマルに感じるようになってきています。禁止令が出る前の生活が今ではまったく信じられず、今後いつあの生活に完全に戻れるようになるかは今のところ不明です。。。
 

消毒液はまだ手に入れるのが難しい状況ですが、一時期のようにスーパーの商品が品薄状態という状況は脱しており、食品やトイレットペーパーは問題なく買えます。以前はスーパーで特売セールをよくしておりましたが、現在はすべて通常価格で売っているところがほとんどです。スーパーにすれば儲かる時期なので仕方がないことですが。。。
 

現在人と接近するような状況ではマスクをつけることを義務付けられており、ほとんどのニューヨーカーがマスクを付けております。3週間前は半分も付けていなかったのですが。。。
 

今後ニューヨークでは以前コロナにかかったかどうかを検査する抗体検査を受けられるようになるようですが、まずは病院で働くような方が優先されるようです。
 

5月もまだ油断が出来ない感じですが、状況は間違いなく良くなってきている感じですので、トンネルの向こうにかすかですが光が見えております。

 
 

 

ピークを迎えつつあるニューヨーク

外出禁止令が出てから3週間以上が経ちましたが、感染状況がピークに達しつつあるというニュースが報じられております。今週の死者数は大変多くなっておりますが、数字が横ばいになってきているため、外出禁止令が功を奏しているようです。

 
現在、5月1日から禁止令を解禁できるかという話がニュースで論じられておりますが、科学者や医者の大多数は、あまり急ぐとまた感染者が急激する可能性があるためまだ今後の様子を見ていく必要があるという見方のようです。
 

解禁されてもすぐに市民が元のようにレストランやイベントにすぐに参加するようには思えず、やはりワクチンや治療薬ができるまではしばらく僕らの生活は変わったものになるかもしれません。

 
とはいっても生活をしていかなければならないため、どこかでオープンしていく必要があるかと思いますが、その後今のソーシャルディスタンスをできる限り守っていくといった姿勢をひとりひとりが崩さないようにしていくしかないようです。

 

これまでマスクをすることのなかったアメリカ人が、今ではほとんどの人がマスクをしております。これだけでも大きな変化でして、今後の感染の拡大を抑える手助けになるはずです。