コロナの影響で借り手市場のニューヨーク

ニューヨークの夏の賃貸市場は通常ですと完全に貸し手市場なのですが、今年の夏はコロナの影響で家賃が下がっているところが多くなっております。
 

新規のビザ発行の制限もあり、ニューヨークに来られる人が例年の夏より少ない為、普段より多くの物件がマーケットに出ております。9月の入学に合わせてニューヨークに戻って来られている学生も一部おられますが、オンラインでの受講となる学生の一部はニューヨーク外からクラスを受けられるため、ニューヨーク外にある実家などにとどまるケースも多いようです。

 

経済の悪化に伴い、引っ越しをされる余裕がないケースも多いかと思いますが、ちょうどリースの更新を迎えるような方には引っ越しをされるいい機会かもしれません。気を付けたい点は、アパートの契約は通常1年もしくは2年となっておりますが、更新の際に家賃が上がります。普通のアパートはオーナーさんの判断で額が決まるため、コロナの影響が収束に向かうとお家賃を元の相場に戻すオーナーさんも増えるでしょう。ですがRent Stabilized apartmentと呼ばれるアパートの場合は、更新の際に上がる家賃の割合が決まっているため、急激に家賃が上がることがないため、安心して長期間住むことが可能になります。アパートをご契約される際に確認をされると宜しいでしょう。

 

お家賃の交渉が可能な時期ですので、お気軽にお問い合わせ下さい!!!